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日本工業大学、12/17「サイエンススクール」開催 中高生の参加者募集中

2022/11/24

 日本工業大学基幹工学部応用化学科では、2022年12月17日(土)、高校生や中学生を対象として、化学・環境・バイオに関する学科独自の実験が体験できる「サイエンススクール」を開催する。

 「サイエンススクール」では以下の4つのテーマが設けられており、その中から1つ選んで実験できる。特に高校で化学や生物を学ぶ学生たちに対して、実体験を通して化学・環境・バイオへの興味・関心を確かめる機会を提供する。

①「身近なものからDNAをとりだしてみよう~遺伝物質 DNAについて~」担当:芳賀健教授(植物生産工学)
動物や植物の細胞には含まれる遺伝物質でタンパク質の設計図として働いている、デオキシリボ核酸(DNA)を身近なものから取り出し、どんな物質なのか実際に観察する。

②「電池の充電と放電反応」担当:白木將教授(固体電気化学)
電池を充電・放電するとき生じてる、電池内部の酸化・還元反応。乾電池やコイン電池を使用しているとき、電池の内部でどのような反応が起きているのかを調べる。

③「金属を融かして混ぜてみよう~錬金術よりマジメに~」担当:内田祐一教授(資源循環材料工学)
一般的に複数の元素を混ぜ合わせて作られる金属素材。金属も温度を上げて融かせば混ぜることができ、液体の金属にも、水溶液で見られるような凝固点降下や過冷却などが現れる。普段の生活の中ではなかなか体験できない、金属を溶かす実験を行う。

④「ドラッグデリバリーシステム~薬を細胞の中に届けます~」担当:佐野健一教授(生体分子化学)
薬を必要なところに、必要なときに、必要なだけ届ける技術、ドラッグデリバリーシステム。佐野教授らが開発した、細胞内に薬を届けるシステムを使って、実際に細胞の中に薬が入っていく様子を蛍光顕微鏡で観察する。

 「サイエンススクール」は、12月17日(土)埼玉キャンパスにて開催する。13:00~15:00に開会と実験を行い、希望者は15:00~16:00に研究室を見学できる。高校生・中学生を対象に、各テーマ5名程度を募集する。参加費は無料。参加希望者は専用フォームから申し込む。申し込み締め切りは12月12日(月)。

参考:【日本工業大学】12月17日(土)中高生対象「第17回 化学・環境・バイオサイエンススクール」参加者募集

大学ジャーナルオンライン https://univ-journal.jp/194018/

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