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【大阪大学】教育の質向上と人材育成を目的に「TA・TF制度」を導入

2019/11/27

 大阪大学では平成29年度より、新たなティーチング・アシスタント(TA)とティーチング・フェロー(TF)制度を導入している。この「TA・TF制度」は、修業年限が6年の学科を置く学部の5年次以上の学生及び大学院生が補助的な教育支援活動に参画することを通じて、学部教育や大学院博士前期課程教育を充実させ、教育指導能力のトレーニングを行い、加えて修学のための経済的支援を行うことを目的としている。

 同大学のティーチング・アシスタント(TA)制度では、平成24年度よりステューデント・アシスタント(SA)、ジュニア・ティーチング・アシスタント(JTA)、シニア・ティーチング・アシスタント(STA)から構成される制度を整備・運用していたが、教育のさらなる質向上と高度な教育能力をもつ人材を育成するため、新たにティーチング・フェロー(TF)の身分を導入。従来のJTAの業務を引き継ぐ区分として「TA」を、STAの業務に加え教育展開能力を育成するための区分として「TF」を設置し、それぞれの業務内容を明確に区別した。

  (大阪大学HP:https://www.osaka-u.ac.jp/ja/education/academic_reform/ta_tf/tatf)

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