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日本大:アメリカンフットボール部の問題を受け、再発防止の新たな体制を発表

2018/11/10

 日本大は11月9日、アメリカンフットボール部の問題を受けた再発防止策を発表した。同大のホームページによれば、学長によるガバナンスが直接及ぶ大学本部の教育研究事務部門として「競技スポーツ部」を新設し、各競技部を所管する。具体的に、改革の柱として、1.「日本大学競技スポーツ宣言」の制定、2.保健体育審議会の組織改変、3.競技部の部長、副部長、監督及びコーチの選考方法、4.大学の要職者の競技部部長、副部長、監督及びコーチの兼務の禁止、5.監督コーチ会の設置(監督・コーチの指導力向上の取り組み)、6.競技部選手会の設置(選手の自主性を確保するための取り組み)、7.相談窓口の設置、8.モニタリング機関の設置など、8つを掲げている。

参考:https://www.nihon-u.ac.jp/announcement/

今後は、更なる競技部のガバナンス強化を含めた改革を推進して、新たな体制のもと、「学生ファースト」の精神に基づき、競技部所属学生がより活躍し、心身ともに豊かな人材へと成長できるよう支援するとしている。

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