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公立大協会調査:2016年度公立大志願者数は17万1279人で対前年3.8%増加

2018/08/09

 公立大学協会は2018年8月3日、「公立大学ファクトブック2016」を公表した。同協会のホームぺージによれば、2016年度の公立大学の志願者数は、17万1279人で前年度から6497人(3.8%)増加。また、公立大学の志願者に占める域内者の割合は28.9%にのぼることが明らかになった。「公立大学ファクトブック2016」は、公立大の設置状況や財政、組織、学生、研究についてまとめたもの。2016年度の公立大の数は、前年度(2015年度)から2校増え、88大学(学生募集停止中の大学を除く)と増加傾向にある。

 各公立大の学部数は、「1学部」が44大学と50%を占める。地域の強い要請によって特定分野の人材育成を目的として設置された比較的小規模の大学が多い。学部系統別の設置傾向をみると、「看護・保健医療・福祉・健康系統」が49学部(27.5%)と最も多く、「社会科学系統」28学部(15.7%)、「理・工学系統」22学部(12.4%)、「人文科学系統」21学部(11.8%)などが続いた。看護・保健医療・福祉・健康系統の学部は、45大学に設置されている。

詳細:http://www.kodaikyo.org/wp/wp-content/uploads/2018/08/factbook_2016_180813_updated.pdf

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