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文科省方針:国公私立大の再編イメージ、一体運営する新法人設立…破綻時の受け皿

2018/03/25

 文科省は地域の国公私立大をグループ化し、新法人を設立して一体的に運営する新しい大学再編制度の導入を決めた。これを報じた読売新聞(3/25)によれば、経営基盤を強化し、グループの強みや特色を打ち出す一方、大学の破綻時には学生や教職員の受け皿の機能も果たす。文科省は月内にも中央教育審議会の部会に案を示す方針で、来年の通常国会に新法案を提出し、2020年度の運用開始を目指す。

 文科省の構想によると、新しく設立されるのは一般社団法人「大学等連携推進法人(仮称)」。文科相が新法に基づいて認定する。国公私立大を運営する国立大学法人、公立大学法人、学校法人はそれぞれ運営費を拠出し、理事や職員を派遣。理事は各大学の学長や副学長を想定しており、理事会を中心にグループ全体の運営方針を決める。

 

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