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広島大:理化学研究所との「共同研究拠点」を東広島市内に開所、幅広い分野で協力

2018/03/09

 国立研究開発法人・理化学研究所(本部・埼玉県和光市)と広島大が、東広島市内に「理化学研究所広島大学共同研究拠点」を開所した。これを報じた朝日新聞デジタル(3/9)によれば、中四国地方の理研の拠点は初めて。広大と生命科学など幅広い分野での研究や教育、人材育成に取り組む。またこの地方における科学技術の連携拠点として、県内外の研究機関・企業との協力も模索するという。

 今回の拠点移転は、政府機関を地方へと移す取り組みの一環。拠点は同市鏡山3丁目の研究団地「広島中央サイエンスパーク」にある共同研究施設「広島大イノベーションプラザ」に設置された。誘致した県は移転関連費用のうち1億3300万円、同市は5700万円を補助。理研はこれを活用して1台1億2000万円の最先端のものを含む電子顕微鏡3台を導入した。このほか施設内の8部屋、計約400平方メートルに光学顕微鏡5台を設置するなど、最新設備を整備している。

 

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