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福島大:学生が酒米作りから関わった「福島大学の純米吟醸」、県産米に付加価値

2018/03/03

 福島大経済経営学類の小山良太ゼミの学生が、酒米作りから関わった日本酒「福島大学の純米吟醸」が3月8日、同大でお披露目される。これを報じた福島民友新聞(3/3)によれば、月内には大学の生協や県内の酒店などで販売される予定だ。酒造りは県産米の魅力アップへ、福島市松川町で取り組む「おかわり農園プロジェクト」の一環で、風評が根強い中、県産米に付加価値を与える方法として日本酒に着目した。

 地元農家の協力により同農園で栽培した酒米「五百万石」1.2トンを使い、同市松川町の金水晶酒造店が2000リットル(4合瓶2700本分)を醸造した。「震災以降、人が離れていった福島で新しいさまざまな結び付きが生まれてほしい」との願いを込め「ふくでむすぶ」をコンセプトとし、「福」と「結」の2種類を製作。ラベルは「おかわり農園」のおにぎりをモチーフにした。お披露目は関係者向けで、価格は2種類とも720ミリリットル入り1580円(税抜き)。

 

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