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ノーベル化学賞:新型電子顕微鏡開発3氏に、日本人の受賞はなし

2017/10/04

 今年のノーベル化学賞が104日発表され、新型の電子顕微鏡を開発したスイス、アメリカ、イギリスの研究者、計3人が選ばれた。日本人の受賞はならなかった。これを報じた日本テレビ系NNN10/4)によれば、化学賞受賞が決まったのはスイス、ローザンヌ大学のジャック・デュボシェ氏、アメリカ、コロンビア大学のヨアヒム・フランク氏、イギリスのMRC分子生物学研究所研究機関のリチャード・ヘンダーソン氏の3人。

 受賞理由はたんぱく質など生体分子を凍結させて,その構造を高い解像度で解析することを可能にしたクライオ電子顕微鏡を開発したこと。ノーベル賞の選考委員会は「研究者が生体分子の3次元構造を作り出すことが容易になり、生化学は現在、爆発的に進歩している」と評価している。2010年の鈴木章さんと根岸英一さんに続く日本人の化学賞受賞はならなかった。

 

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