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茨城大:農学部が総合研究棟を2019年に新設、国際規格に対応・活用

2017/09/25

 茨城大は2019年4月、農学部阿見キャンパス内に、農産物の加工実験設備を備えた研究棟を新設する。これを報じた茨城新聞(9/25)によれば、同学部は本年度から学科改編と定員増を実施。国際基準に対応した食品や農産物の生産、加工に関わる人材育成に力を入れている。研究棟の新設で増員に対応するとともに、産学連携の研究の場として活用、地域農業の活性化につなげる考え。新設するのは「総合研究棟(仮)」。3階建てで延べ床面積2千平方メートル。同キャンパスの敷地内に建設する。来年に着工する予定。

 同学部は本年度、学科改編により、国際的な視野で食の加工やバイオサイエンスを学ぶ「食生命科学科」と、地域の持続可能な農業の生産技術や経営を学ぶ「地域総合農学科」の2学科体制を敷いた。入学定員も1学年115人から160人に増やした。食生命科学科は「国際食産業科学コース」を設け、英語での授業と海外留学などを通じて、グローバルに活躍できる食品安全の専門家を育てる。

 

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