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消防官等の採用:国士舘大が1位、救急救命国家試験でも5年間1位

2017/08/17

 2011年の東日本大震災以降、「国民の生活と安全を守る」仕事が注目されており、警察官、消防官、自衛官を志望する学生が増えた、と週刊誌「AERA」(8/17)が報じた。こうした公務員の採用に強い大学はどこか。「大学ランキング2018」(朝日新聞出版刊)から、上位大学の顔ぶれを紹介している。消防官採用ランキングでは、最近5年間(2012~2016年)、国士舘大がトップを守っている。その原動力となっているのは、法、政経、文などの文系学部ではなく、体育学部だ。消防官採用者85人のうち、71人を体育学部卒が占めている。これは、同学部のスポーツ医科学科が「救急救命士」を養成するからだ。

 ランキング(2016年実績)トップ10は、①国士舘大(85人)、②帝京大(58人)、③帝京平成大(47人)、④日本大(35人)、⑤京都橘大(30人)、東海大(30人)、⑦杏林大(29人)、⑧中京大(28人)、⑨関西大(27人)、日本体育大(27人)――の順。

 

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