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帝国データバンク調査:「女性」が社長を務める企業は1割満たず

2017/06/01

 4月末の時点で、女性が社長を務めている企業は全体の7.7%――帝国データバンクの調査でこんな結果が出た。女性の社会進出が叫ばれる現在だが、女性社長を擁する企業の割合は10年前(2007年)から1.5ポイント増、前年から0.1ポイント増と、増加率は緩やかだった。これを報じたITmediaビジネス(6/1)によれば、社長就任の経緯は、「創業」が41.5%でトップ。「同族継承」(38.5%)、「内部昇格」(11.6%)と続いた。

 女性が社長を務める企業は、「保育所」(44.7%)、「化粧品小売り」(36.5%)、「美容業」(34.2%)などが多かった。最も多くの女性社長を輩出している大学は日本大で220人。慶應義塾大(211人)、早稲田大(210人)と続き、学生数の多い首都圏の私立大学が目立った。女性社長が最も多い都道府県は、青森県が10.33%でトップ。沖縄県(10.32%)、徳島県(10.2%)と続いた。一方、女性社長が少なかったのは岐阜県で、5.1%。次いで長野県(5.7%)、滋賀県(5.8%)という結果だった。

 

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