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私立大の公立化:地方で進む公立への衣替え、少子化で経営厳しく

2017/02/04

 地方の私立大が公立大に衣替えする動きが進んでいる、と朝日新聞(2/4)が報じた。同紙によれば、7大学が公立化し、少なくとも6私大が今後、その予定か構想がある。少子化が進み、私大経営が厳しさを増すことが主な要因だが、将来、国や引き受けた自治体の財政上の負担が増えかねないとの指摘もある。自治体側が財政負担をしてでも公立化に踏み切るのは、大学を引き受けることで若者が残り、地元経済への波及効果が見込めるためだ。全国の公立化した私立大、及び動向を紹介すると――。

 2009年度:高知工科大、2010年度:静岡文化芸術大・名桜大、2012年度:鳥取環境大、2014年度:長岡造形大、2016年度:福知山公立大・山口東京理科大、2017年度:長野大、2018年度:諏訪東京理科大・公立小松大のほか、要望・検討中の私立大には旭川大・千歳科学技術大・新潟産業大などがある。

 

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