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京滋の大学入試:ネット出願のみが主流に、利点多く京大など一本化

2017/01/28

 京都と滋賀の大学の一般入試で、大規模校を中心にインターネットでの出願受付が主流になりつつある。これを報じた京都新聞(1/28)によれば、今春入学の2017年度入試では、京都大と立命館大が「ネット出願」に一本化した。一方、同志社大は新たにネットを導入しつつ紙での出願も残しており、各大学は、受験生と大学に利点のある方法を模索している。

 ネット出願では、受験生がパソコンやスマートフォンで各大学の出願ページにアクセスして、氏名や志望学部、受験方式などの必要事項を入力する。顔写真や高校が発行する調査書などを大学に郵送する必要があるために全ての手続きがインターネットのみでは完結しないが、受験生にとっては、願書の取り寄せが不要で記入漏れが防ぎやすいなど一定のメリットがあるとされる。現実として、立命館大は2017年度、京都産業大と龍谷大は2016年度からネットのみの対応にした。佛教大も2018年度入試から紙併用をネットのみにする方針だ。

 

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