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国公立大の就職:偏差値50で高就職率、“お得”な国公立大?

2016/09/30

 大学受験では、学費の安い国公立大の人気が高まっているのだ。しかも魅力は偏差値50程度で入れる学校がゴロゴロあること、と日刊ゲンダイ(9/30)が報じた。同紙によれば、河合塾調べによると、首都圏なら、東京海洋大の海洋工学は偏差値50~、首都大東京のシステムは52.5~、千葉大、埼玉大も教育は52.5~とお手頃だ。センター試験は必要だが、5~6割程度の正答率なら合格ラインで、2次試験がない学校も少なくない。

 「一般的に就職が難しいとされる文系でも、国公立は引く手あまたです」という。狙い目の1つは教育学部で、徳島の鳴門教育大は9割が教員になっている。看護系も総じて偏差値は高くないが、就職率が高い。富山県立大は工学部の単科大で、偏差値40台。しかし、卒業生数1000人未満の国公立大の中で、就職率はトップクラス。時間をかけて、お買い得大を見つけたいものだ。

 

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