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英語外部試験活用:大学の43%が入試で活用、文科省調査

2016/06/27

 実用英語技能検定(英検)やGTEC、TOEFLなど、民間の英語資格・検定試験の結果を、大学入試で活用している大学は43.0%に上ることが、文科省の調査でわかった、とBenesse 教育情報サイト(6/27)が報じた。同報道によれば、調査は2015年11~12月に、全国の国公私立大学750校を対象に実施し、695校(92.6%)から回答を得た。

活用した入試の種類を見ると、推薦入試が29.2%(国立23.5%、公立21.3%、私立31.5%)、AO入試が24.2%(国立13.6%、公立10.0%、私立27.9%)となっている一方、一般入試での活用は6.3%(国立11.1%、公立1.3%、私立6.4%)だった。やはり英語資格・検定試験の活用は、推薦入試とAO入試が主体であり、一般入試での利用はまだ少ないようだ。

文科省は、英語教育について「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく習得することを求めている。英語資格・検定試験は、4技能の能力を判定することを目的としている。より優秀でグローバルな人材、英語の4技能を使いこなせる人材を獲得するため、英語資格・検定試験を入試で活用しているという。

 

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