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千葉大:「国際教養学部」新設、留学義務化で人材育成

2016/04/24

 千葉大は今年度、「国際教養学部」を新設した。同大が学部を創設するのは41年ぶりで、4月には90人の第1期生が真新しい看板の掛かる門をたたいた、と産経新聞(4/24)が千葉大をレポート。全体の志願者数は、新学部設立の影響もあってか、国立大でトップの1万1357人。飛び入学制度を日本の大学で初めて開始するなど、先進的な取り組みで知られる同大の新たな試みを追った。

 千葉大は国際化を進める大学に対し、文科省が支援するスーパーグローバル大学に指定されている。今回の新学部設立はその事業の一環だ。新学部の特色は大きく分けて5つある。(1)文理混合による教育、(2)支援スタッフが相談に乗りながら、学生が自ら課題を見つける教育、(3)学生の主体的な学びを支援するアクティブラーニング、(4)就職体験や奉仕活動などを通したソーシャルラーニング、(5)海外留学の義務付け――を掲げている。同大では今年度から留学にも柔軟に対応可能なターム制(1年度を6タームに分割)を導入し、学生の海外留学を支援している。新たな人材育成に期待がかけられている。

 

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