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関西地区志願状況:文系が復調、立命と京産が志願者増

2016/02/14

 京都や滋賀の2016年度私立大一般入試の志願状況がほぼ出そろった。京都新聞(2/13)によると、新課程で理系の出題範囲が増えた影響で文系の人気が復調したという。立命館大や京都産業大など学部や学科を新設した大学が志願者数を伸ばす一方、関西の有力私大「関関同立」では関西学院大が大きく減らした。

 2月までに実施する入試では、立命館大が大学入試センター試験利用を含め、前年度から9.5%増の8万7844人。特に総合心理学部を新設する文系は14.1%増と大幅に伸ばした。同志社大は全体で4万962人(センター試験利用含まず)と前年度並みで、龍谷大は4万3598人(センター試験利用含む)と7.4%増で、両大学とも文系が増加傾向だった。また、京都産業大は、理学部宇宙物理・気象学科を新設したため、センター試験利用を含む理系全体で22%増えた。関西大は前年度並みだったが、関西学院大が9.3%減の3万6632人(センター試験利用含む)と大きく減らした。

 

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