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新採用枠導入:三井住友銀が社会人2~4年経験者を採用

2016/01/28

三井住友銀行は1月27日、2016年度の採用活動で、大学卒業者の新卒採用と中途採用とは別に、新たに卒業後2~4年程度の若い社会人経験者の採用枠を設ける、と産経新聞(1/28)が報じた。同紙によれば、今年10月入行予定で、20~30人程度を採用する。ITを活用した革新的な金融サービス「フィンテック」の普及や金融の国際化をにらみ、従来の銀行の発想にとらわれず「新枠」で専門性の高い若手人材の確保を目指す。

同行は2015年度の採用活動で、新卒は前年度と同水準の約1800人、中途は即戦力となる社会人経験5年程度以上を対象に同1.6倍の約160人を採用。2016年度は、新たにIT分野などで勤務経験のある大卒後2~4年程度の優秀な社会人を国内外から採用する。同行が新たな採用枠を設ける背景には、三菱UFJフィナンシャル・グループをはじめ大手銀行グループがフィンテックをにらみ、高い専門知識を持つ若い人材の取り込みを急いでいることがある。

 

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